ログファイル仕様
ログファイル
MicroPeckerX CAN FD Analyzerでは、取得したデータをCSV形式のログファイルへ出力します。
ログファイルの内容について、以下に説明します。
ログファイルサンプル
ログファイルのサンプルを以下に示します。
ヘッダ部とデータ部を出力します。
ヘッダ部
ロギングを開始した際に、ヘッダ情報(メインウィンドウの設定情報)をログファイルへ出力します。
出力される内容は以下の通りです。
| 項目名 | データ |
|---|---|
| FileName | ファイル名表示 |
| DateTime | ロギングを開始した日時(YYYY/MM/DD_hh:mm:ss)を表示 |
| Ch | ロギングしたChを表示 |
| Offset | データ部のTimeで使用しているオフセット時間を表示 |
データ部
モニタした1フレームのデータを1行のデータで出力します。
出力される内容は以下の通りです。
| 項目名 | データ |
|---|---|
| Time | 送受信した時間を表示 |
| Ch | 送受信したChを表示 |
| Protocol | 送受信したプロトコルを表示 |
| Dir | 送信(T)/受信(R)を表示 |
| Label | Label Filterにて設定されたLabelを表示 |
| State | OK/NGを表示 |
| Type | Data Frm./Remote Frm./Ack Err./Error/OverLoad Frm.を表示 |
| Format | 標準ID(Std) /拡張ID(Ext) を表示 |
| ID | 送受信したIDを16進数で表示 |
| DL | 送受信したDLCを表示 |
| D1~D64 | 送受信したデータを16進数で表示 |
ファイル名
ログファイルの格納先フォルダ、ファイル名については、以下のようになります。
<格納先フォルダ> 「Logging Folderテキストボックスの文字列」\「NoラベルのシリアルNo」
<ログファイル名> Logging File Nameテキストボックスの文字列 + 「_(アンダーバー)」 + Ch番号(1-1~4-2) + .csv
なお、ロギング開始時に格納先フォルダが既に存在する場合、Noをインクリメント(+1)して格納先フォルダを生成します。
インクリメントしても格納先フォルダが存在する場合は、次々とインクリメントして存在しない格納先フォルダを算出します。
Noが999を超える場合は、エラーを表示し、アナライザがスタートできません。Logging Folderを変更してください。