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ラベル機能

ラベル機能を使用すると、以下の各Windowにおいて、特定の条件に合致するログにラベルを付与し、文字や背景の色を変えて強調表示させることができます。

  • Monitor Window
  • Each ID Window
  • Analyze Window

ラベル機能の設定は「Label Filter Window」で行えます。

基本操作

以下では、ラベルを登録して特定の条件に合致するログを強調表示させるための手順を説明します。

  1. Label Filter Windowを開く
    メニューやツールバーから「Label Filter Window」を選択します。

Label Filter 1

  1. Label Filter Settingダイアログを開く
    Addボタンをクリックします。これにより、Label Filter Settingダイアログが表示されます。

Label Filter 2

  1. ラベルのフィルタ条件を設定する
    Label Filter Settingダイアログで、ラベルを付与したいログの条件(プロトコル、チャンネル、送受信方法など)を設定します。

Label Filter Setting

ヒント

「Label Filter Setting」ダイアログの詳細については、「Trigger Setting設定ダイアログの画面説明」を参照してください(タイトルバーの表示は異なりますが操作方法は同じです)。

  1. ラベルのフィルタ条件を登録する
    Label Filter SettingダイアログのOKボタンをクリックします。
    これにより設定したラベルが登録され、「Label Filter Window」のFilter Listに表示されます。

Label Filter 4Label Filter 4

  1. Label Settingダイアログを開く
    Filter Listから手順4で登録したラベルを選択してEdit Labelボタンをクリックします。これによりLabel Settingダイアログが表示され、Filter Listで選択したラベルの書式を変更できます。

Label Filter 5

ヒント

手順4でラベルを登録した直後は、「Label Filter Window」のFilter Listにある該当のラベルが選択状態となっています。

  1. ラベルの書式を設定する
    Label Settingダイアログで、ラベルの書式(ラベル名、文字色、背景色)を設定します。

Label Filter 6

ヒント

「Label Filter Setting」ダイアログの詳細については、「Trigger Setting設定ダイアログの画面説明」を参照してください(タイトルバーの表示は異なりますが操作方法は同じです)。

  1. ラベルの書式を保存する
    Label SettingダイアログのOKボタンをクリックします。
    これにより設定したラベルの書式が保存され、「Label Filter Window」のLabelに反映されます。

Label Filter 7Label Filter 7

ヒント

複数のラベルを登録したい場合は、手順2から手順7までを繰り返します。

  1. ラベルを有効化する
    Filter Listに表示されているラベルの中で、有効化したいラベルのチェックボックスをONにします。

Label Filter 8

  1. モニタリングを行う
    モニタリングを開始すると、「Monitor Window」と「Each ID Window」では、「Label Filter Window」で有効化したラベルのフィルタ条件に合致するログにラベル名が付与されます。
    また、モニタリング停止後には、「Analyze Window」においても同様にラベル名が付与されます。
ヒント

ログファイルにはラベル機能が適用されません。

ラベル機能の有効/無効によるログ表示例

ラベル機能有効時

Label Filter Enable

上記のケースでは、「Label Filter Window」に登録したラベル(Response_03)のフィルタ条件に合致するログにラベル名が付与されています。

ラベル表示機能無効時

Label Filter Disable

上記のケースでは、「Label Filter Window」に登録したラベル(Response_03)が無効のため、フィルタ条件に合致するログにラベル名は付与されません。

Label Filter Windowの画面説明

Label Filter Window

項目説明補足事項
Filter List
(①枠部分)
Filter List
(②枠部分)
登録したラベルの一覧を表示します。
各項目のチェックボックスで有効/無効の設定ができます。
ラベルの並びは、上にあるものほど優先度が高いことを意味します。
Priority Upボタンクリックすると、「Filter List」で選択しているラベルの位置を、一つ上にあるラベルと入れ替えます。
これにより、選択中のラベルは優先度が高くなります。
Priority Downボタンクリックすると、「Filter List」で選択しているラベルの位置を、一つ下にあるラベルと入れ替えます。
これにより、選択中のラベルは優先度が低くなります。
Addボタンクリックすると「Filter Setting」ダイアログが表示され、ラベルのフィルタ条件を新規登録できます。
Copyボタンクリックすると「Filter Setting」ダイアログが表示され、「Filter List」で選択したラベルのフィルタ条件を基にして、別のラベルのフィルタ条件を新規登録できます。ラベルの書式は引き継げません。
Deleteボタンクリックすると以下のダイアログが表示され、「はい」ボタンをクリックすると「Filter List」で選択したラベルを削除できます。
確認
Label
(③枠部分)
ラベル書式表示エリア(④枠部分)「Filter List」で選択したラベルの書式を表示します。この部分をダブルクリックすると、Label Editボタンをクリックした時と同様に「Label Setting」ダイアログが表示され、「Filter List」で選択したラベルの書式を変更できます。
Label Editボタンクリックすると「Label Setting」ダイアログが表示され、「Filter List」で選択したラベルの書式を変更できます。
フィルタ条件
(⑤枠部分)
フィルタ条件表示エリア
(⑥枠部分)
「Filter List」で選択したラベルのフィルタ条件を表示します。この部分をダブルクリックすると、Editボタンをクリックした時と同様に「Filter Setting」ダイアログが表示され、「Filter List」で選択したラベルのフィルタ条件を変更できます。
Editボタンクリックすると「Filter Setting」ダイアログが表示され、「Filter List」で選択したラベルのフィルタ条件を変更できます。
Scroll Leftボタンクリックすると、フィルタ条件の表示を前のページににスクロールします。
Scroll Rightボタンクリックすると、フィルタ条件の表示を次のページににスクロールします。

Label Settingダイアログ

Label Setting Dialog

項目説明
Sample設定したラベル名、文字色、背景色に基づいて、ラベル書式のイメージを表示します。
ラベル名
(①枠部分)
ラベル名を設定します。最大12文字まで入力可能です。
Font Color Settingボタンクリックすると「色の設定」ダイアログが表示され、ラベルの文字色を変更できます。
Back Color Settingボタンクリックすると「色の設定」ダイアログが表示され、ラベルの背景色を変更できます。
OKボタンクリックすると設定したラベル書式を保存して、ダイアログを閉じます。
Cancelボタンクリックすると設定したラベル書式を破棄して、ダイアログを閉じます。

Filter Settingダイアログ

ラベルのフィルタ条件(プロトコル、チャンネル、送受信方向など)を設定します。

Filter Setting Dialog

詳細な操作は「Trigger Settingダイアログ」と同一です(タイトルのみ異なります)。