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フィルタ表示機能

フィルタ表示機能では、「Analyze Window」で表示するログを絞り込むことができます。
「Ch Log」タブまたは「Analyze」タブの「Filtering」タブで、以下の条件による絞り込み表示が可能です。

  • エラーログフィルタ表示(Error Filtering)
  • LIN IDフィルタ表示(ID Filtering)
  • ラベルフィルタ表示(Label Filtering)

Filteringタブの画面説明

Filtering tab
項目説明補足事項
Filter Setting
(①枠部分)
フィルタ対象を設定します。ラジオボタンの選択肢とそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【Error Filtering】 エラーログを非表示にします。
【ID Filtering】 「ID Filtering Setting」でフィルタ表示の対象としたLIN IDのログ以外を非表示にします。
【Label Filtering】 「Label Filtering Setting」でフィルタ表示の対象としたラベルのログ以外を非表示にします。
「ID Filtering」は、Get ID ListボタンをクリックしてIDリストを表示させるまでは選択不可となります。
「Label Filtering」は、「Label Filter Window」でラベルフィルタが登録されていない場合は選択不可となります。
Executeボタンクリックすると、「Filter Setting」での選択に基づいて、表示対象のログを絞り込みます。「Ch Log」タブでは、このボタンをクリックして表示対象のログを絞り込んだ後、別の条件を追加して表示対象のログをさらに絞り込むことはできません。
別の条件で表示対象のログを絞り込みたい場合は、先にClearボタンをクリックして表示対象のログの絞り込みを解除してください。
Clearボタンクリックすると、Executeボタンによる表示対象のログの絞り込みを解除します。
ID Filtering SettingGet ID Listボタンクリックすると、「Analyze Window」のログ表示エリアに存在する全てのIDをIDリスト表示エリアに表示します。
Check AllIDリスト表示エリアに存在する全てのIDに対して、フィルタ表示の対象とするかどうかを一括で設定します。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 全てのIDをフィルタ表示の対象にします。
【OFF】 全てのIDをフィルタ表示の対象から外します。
IDリスト表示エリア(②枠部分)「Analyze Window」のログ表示エリアに存在する全てのIDが表示され、各IDをフィルタ表示の対象とするかどうかを個別に設定できます。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 該当のIDをフィルタ表示の対象にします。
【OFF】 該当のIDをフィルタ表示の対象から外します。
Get ID Listボタンをクリックするまでは、IDリストは表示されません。
Label Filtering SettingCheck Allラベルリスト表示エリアに存在する全てのラベルに対して、フィルタ表示の対象とするかどうかを一括で設定します。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 全てのラベルをフィルタ表示の対象にします。
【OFF】 全てのラベルをフィルタ表示の対象から外します。
ラベルリスト表示エリア(③枠部分)Label Filter Window」で登録した全てのラベルが表示され、各ラベルをフィルタ表示の対象とするかどうかを個別に設定できます。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 該当のラベルをフィルタ表示の対象にします。
【OFF】 該当のラベルをフィルタ表示の対象から外します。
Label Filter Window」で無効としたラベルも表示されます。

Error Filtering設定手順

Error Filteringでは、ログ表示エリアに存在するエラーログのみを非表示にします。
設定手順は以下の通りです。

  1. 「Error Filtering」ラジオボタンを選択
Error Filtering
  1. 「Execute」ボタンをクリック
    これにより、ログ表示エリアに存在するエラーのログが非表示になります。
Error Filtering

ID Filtering設定手順

ID Filteringでは、ログ表示エリアに存在する全てのLIN IDから表示対象を選択し、それ以外のログを非表示にします。
設定手順は以下の通りです。

  1. Get ID Listボタンをクリック
    これにより、ログ表示エリアに存在する全てのLIN IDがIDリスト表示エリアに表示されます。
    以下の例では、LIN IDに03H、15H、2DHの3つが表示されています。
Analyze ID Filter
  1. フィルタ表示対象を選択
    IDリスト表示エリアに表示されている全てのLIN IDに対して、各々のLIN IDをフィルタ表示の対象とするかどうかをチェックボックスで設定します。チェックボックスをONにすると対象となり、OFFにすると対象から外れます。
Get ID List

以下の例では、LIN IDが15Hのログのみをフィルタ表示の対象としています。

Analyze ID Filter
  1. 「ID Filtering」ラジオボタンを選択
Analyze ID Filter
  1. 「Execute」ボタンをクリック
    これにより、ログ表示エリアには手順2でフィルタ表示対象にしたLIN IDのログのみを表示します(それ以外のログは非表示)。
    以下の例では、LIN IDが15Hのログのみが表示されています。
Analyze ID Filter

Label Filtering設定手順

Label Filteringでは、「Label Filter Window」で設定したラベルから表示対象を選択し、それ以外のログを非表示にします。
設定手順は以下の通りです。

備考

この手順は、「Label Filter Window」でラベルが既に設定されていることを前提としています。

ヒント

「Label Filter Window」にラベルが設定されていない場合は、「Label Filtering」のラジオボタンが選択不可になっています。

  1. フィルタ表示対象を選択
    ラベルリスト表示エリアに表示されている「Label Filter Window」で設定した全てのラベルに対して、各々のラベルをフィルタ表示の対象とするかどうかをチェックボックスで設定します。チェックボックスをONにすると対象となり、OFFにすると対象から外れます。
    初期状態では全てのラベルがフィルタ表示の対象(チェックボックスがON)になっていますので、対象から外したいLIN IDがある場合は、該当するチェックボックスをOFFにしてください。
    以下の例では、ラベルが「Response_03」のログのみをフィルタ表示の対象としています。
Analyze ID Filter
  1. 「Label Filtering」ラジオボタンを選択
Analyze ID Filter
  1. 「Execute」ボタンをクリック
    これにより、ログ表示エリアには手順1でフィルタ表示対象にしたラベルのログのみを表示します(それ以外のログは非表示)。
    以下の例では、ラベルが「Response_03」のログのみが表示されています。
Analyze ID Filter