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オプション設定

Optionダイアログでは、モニタリング、ログ表示、ロギング等に関する細かな動作を調整できます。

オプション設定手順

  1. Optionダイアログを開く
    メニューバーの「Tool」-「Option」を選択するか、ツールバーのOptionボタンをクリックすると、Optionダイアログを表示します。
Optionダイアログ
  1. オプション設定を変更する
    Optionダイアログで任意の設定を変更します。「OK」ボタンをクリックすると、変更内容が反映されます。
Optionダイアログ

Optionダイアログの画面説明

Optionダイアログ
項目説明備考
Monitoring OptionSlave Modeスレーブモードの有効/無効を設定します。チェックボックスにチェックを入れてスレーブモードを有効にした場合は時刻同期スレーブとして動作し、同期待ち状態にすることで、時刻同期マスタ側でのモニタリングの開始/停止に合わせて、自動でモニタリングを開始/終了させることができます(停止時は数十ミリ秒程度のタイミング誤差があります)。スレーブモードは、MicroPeckerXとMicroPeckerを時刻同期で動作させたり、2台のPCで複数のMicroPeckerXを時刻同期で動作させたりする場合に、時刻同期スレーブとして動作させたい時に設定します。
Sync Waitスレーブモードを有効にした場合に、時刻同期スレーブ側が同期待ち状態になった後、時刻同期マスタ側からの同期信号を待つ最大時間を秒単位で指定します。設定可能範囲は「1~60」です。時刻同期スレーブ側が同期待ち状態になった後、Sync Waitで設定した時間が経過しても時刻同期マスタ側からの同期信号を受信しなかった場合は、「Monitor synchronization error.」が発生し、同期待ち状態が解除されます。
Monitor Record SizeMonitor Windowが保持・表示するログレコード数の上限を設定します。設定可能範囲は「100~1000」です。スピンボタンでの変更時は100件単位で増減します。
Refresh RateGUIアプリケーション各ウィンドウの画面再描画の間隔(表示更新タイミング)をミリ秒単位で設定します。設定可能範囲は「100~1000」です。スピンボタンでの変更時は100ミリ秒単位で増減します。
LIN/CXPI : Calculate Wakeup pulses as packetsLIN通信またはCXPI通信において、Monitor WindowのStatusに表示されるパケット数にウェイクアップシグナルを含めるかどうかを設定します。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 ウェイクアップシグナルもパケット数に含めます。
【OFF】 ウェイクアップシグナルはパケット数に含めません。
モニタリング停止後のStatus表示は、この設定を変更しても反映されません。
Layout OptionChange "Monitoring Layout" before Monitoringモニタリングの開始時に画面のレイアウトを自動で変更するかどうかを設定します。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 モニタリングを開始するとレイアウトを「Monitoring Layout」に変更します。
【OFF】 モニタリングを開始してもレイアウトは変更しません。
Change "Analyze Layout" before Monitoringモニタリングの停止時に画面のレイアウトを自動で変更するかどうかを設定します。チェックボックスのON/OFF切り替えによるそれぞれの意味合いは以下の通りです。
【ON】 モニタリングを停止するとレイアウトを「Analyze Layout」に変更します。
【OFF】 モニタリングを停止してもレイアウトは変更しません。
Log OptionTime Stamp Formログレコードのタイムスタンプの表示形式を設定します。プルダウンの選択肢は以下の通りです。
+-HHH:MM:SS.mmm.uuu, +-SSSSSSS.mmmuuu
この設定はログファイルの保存時にも反映されます。また、現在と異なる設定で保存されたログファイルを読み込んだ場合、タイムスタンプの表示形式は自動で現在の設定に補正します。
CAN/CAN-FD ID FormCANの拡張フォーマットにおけるIDの表示形式を設定します。プルダウンの選択肢と各々の意味合いは以下の通りです。
【ALL ID】 標準ID(SID)と拡張ID(EID)を連続した29ビットの値で表示します。上位11ビットが標準ID、下位18ビットが拡張IDとなります。
【SID/EID】 標準ID(SID)と拡張ID(EID)を分離させて表示します。左側が標準ID、右側が拡張IDとなります。
この設定はログファイルの保存時にも反映されます。また、現在と異なる設定で保存されたログファイルを読み込んだ場合、ログのIDの表示形式は自動で現在の設定に補正します。
LIN/CXPI Log TypeMonitor Window、Each ID Window、Analyze WindowにおけるLINまたはCXPIのログの表示形式を設定します。プルダウンの選択肢と各々の意味合いは以下の通りです。
【Header + Response】 ヘッダ部とレスポンス部を分けて表示します。ログの「Type」はヘッダ部が「Header」、レスポンス部が「Response」となります。
【LIN/CXPI Frame】 ヘッダ部とレスポンス部を一体化させて表示します。ログの「Type」は「LIN Frame」または「CXPI Frame」となります。
この設定はログファイルの保存時にも反映されます。ただし、現在と異なる設定で保存されたログファイルを読み込んだ場合、ログの表示形式は補正されません。また、各ウィンドウに表示されているログの形式は、この設定を変更しても反映されません。
Logging OptionDivide Loggingログファイルを保存する際に、特定の条件で自動分割するかどうかを設定します。プルダウンの選択肢と各々の意味合いは以下の通りです。
【None】 自動分割は行いません。
【FileSize】 ログファイルのサイズが閾値に達すると自動分割します。閾値の設定可能範囲は「1~4095」(単位はメガバイト)です。
【Record】 ログファイルに保存したレコードの件数が閾値に達すると自動分割します。閾値の設定可能範囲は「100~2500000」です。
【Time】 ログファイルの保存開始からの経過時間が閾値に達すると自動分割します。閾値の設定可能範囲は「1~3600」(単位は秒)です。
この設定はモニタリング時に自動保存されるログファイルにのみ適用されます。
Chart Settingグラフの表示設定ができます。この機能は開発中のため、現在は使用できません。