制限事項
本プラグインをご利用の際は、以下の制限事項にご注意ください。
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FV・MAC・ペイロードのビット位置は、連続して設定する必要があります。
- 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Truncated FV Position」「Truncated MAC Position」「CAN/CAN-FD Payload [Truncated]」それぞれの「Position」は、重複せず、かつ連続する範囲で設定してください。
- 例:MACが32~63ビット、FVが24~31ビット、Payloadが0~23ビット、のように設定します。
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ペイロードの値は静的設定のみ可能です。
- FVやMACのように「生成方法」を選択できません。
- 「Data Setting」ダイアログで直接値を設定してください。実行中に自動的に変化する仕組み(動的設定)はありません。
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ビットアラインメント、バイトエンディアンは固定です。
- 「Element Setting」ダイアログでは、「Bit Alignment」は「Right」(右寄せ)、「Byte Endian」は「Big」(ビッグエンディアン)で変更できません。
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CAN IDのメッセージ認証子付き周期送信メッセージの設定件数には上限があります。
- 各Ch(チャンネル)ごとに最大10件まで、かつ全Ch合計で最大64件まで設定できます。
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周期送信メッセージの送信周期には下限があります。
- 周期送信メッセージの送信周期の最小値は、そのMicroPeckerX内の2つのCh(チャンネル)に設定したメッセージ認証付きCAN-IDの合計件数(n)に応じて、「n×1ms」となります。例えば、Ch1に2件、Ch2に3件の認証付きCAN-IDを登録した場合、送信周期の最小値は5msとなります。
- 「Security Setting」の「ID Setting」タブで、「Cycle」に最小値より短い周期を設定した場合でも、実際の送信周期は自動的にこの最小値(n×1ms)以上に調整されます。
※設定値より短い周期では送信されません。
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未対応機能
以下の機能には対応していません。- 再送機能(送信失敗時の自動再送)
- なりすまし送信機能(他ノードIDでの意図的送信)
- ログ再生機能