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API

API

以下のAPIを、「__stdcall(WINAPI)」呼び出し規約で定義してください。

API名機能
UserCallOut_GetUserCfgコールアウトカスタムパラメーター取得
UserCallOut_SetUserCfgコールアウトカスタムパラメーター設定
UserCallOut_ChInitチャンネル情報初期化
UserCallOut_ChDeInitチャンネル情報終了処理
UserCallOut_MonStartモニタ開始通知
UserCallOut_CreMacDaPreFixReq送信MAC生成用プリフィックスデータ要求
UserCallOut_CreMacDaPostFixReq送信MAC生成用ポストフィックスデータ要求
UserCallOut_TruncatedFvReq切り出しFV要求
UserCallOut_MacDaPreFixReq認証用MAC生成用プリフィックスデータ要求
UserCallOut_MacDaPostFixReq認証用MAC生成用ポストフィックスデータ要求
UserCallOut_AfterMacVerifyMAC生成結果通知
UserCallOut_AfterTransMsgMAC送信要求完了通知
UserCallOut_MonStopモニタ終了通知

各APIの詳細については、以下の形式で説明します。
なお、戻り値は全てのAPIで、DWORD型の「MPX_COUT_OK」(定数定義:エラーコード」参照)を返すようにしてください。

項目内容
形式<APIの型> <API名>(<引数>, …)
引数<引数の型>(※1)(引数名)<in/out>(※2)<引数の説明>
機能<APIの機能の説明>
呼出<APIが呼び出されるタイミング>
補足<APIの補足説明>

※1: 構造体にセットする値、またはセットされる値については、「構造体定義」を参照してください。
※2: 関数の呼び出し時にセットする場合は「in」、関数の処理でセットされる場合は「out」になります。

UserCallOut_GetUserCfg

コールアウトカスタムパラメーターをセキュリティプラグインに通知します。

項目内容
形式DWORD UserCallOut_GetUserCfg ( StCustomParamCfg CalloutCfgs[] ,
LPDWORD CfgNum )
引数StCustomParamCfg []CalloutCfgsoutパラメーター情報の配列
LPDWORDCfgNumoutパラメーター情報の要素数
機能コールアウトカスタムパラメーターをセキュリティプラグインに通知します。
呼出このAPIは、「Callout Custom Param Setting」ダイアログが表示される時に呼び出されます。

UserCallOut_SetUserCfg

セキュリティプラグインからコールアウトカスタムパラメーターを受け取ります。

項目内容
形式DWORD UserCallOut_SetUserCfg ( StCustomParamCfg CalloutCfgs[] ,
DWORD CfgNum )
引数StCustomParamCfg []CalloutCfgsinパラメーター情報の配列
LPDWORDCfgNuminパラメーター情報の要素数
機能セキュリティプラグインからコールアウトカスタムパラメーターを受け取ります。
呼出このAPIは、「Callout Custom Param Setting」ダイアログで「OK」ボタンをクリックした時に呼び出されます。

UserCallOut_ChInit

チャンネル毎に必要な初期化処理を実施します。

項目内容
形式DWORD UserCallOut_ChInit ( DWORD Ch , DWORD InnerCh )
引数DWORDChinチャンネル
DWORDInnerChin内部チャンネル
機能チャンネル毎に必要な初期化処理を実施します。
呼出このAPIは、モニタ開始時に各チャンネルの送信スレッドと受信スレッドを起動する直前に、チャンネル毎に1回ずつ呼び出されます。

UserCallOut_ChDeInit

チャンネル毎に必要な終了処理を実施します。

項目内容
形式DWORD UserCallOut_ChDeInit ( DWORD Ch , DWORD InnerCh )
引数DWORDChinチャンネル
DWORDInnerChin内部チャンネル
機能チャンネル毎に必要な終了処理を実施します。
呼出このAPIは、モニタ停止時に各チャンネルの送信スレッドと受信スレッドを終了させる直前に、チャンネル毎に1回ずつ呼び出されます。

UserCallOut_MonStart

モニタ開始を通知します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_MonStart ( DWORD Ch , DWORD InnerCh , DWORD ThreadType , StMsgConfig PrefixCfg ,
StMsgConfig PostfixCfg )

引数DWORDChinチャンネル
DWORDInnerChin内部チャンネル
DWORDThreadTypein呼び出し元スレッド
StMsgConfigPrefixCfginプリフィックスのセキュリティ設定
StMsgConfigPostfixCfginポストフィックスのセキュリティ設定
機能モニタ開始を通知します。
呼出このAPIは、モニタ開始時にメッセージ認証を有効に設定した各チャンネルの送信スレッドと受信スレッドから、それぞれ呼び出されます。
補足ThreadTypeにセットする値については、「スレッド種別」を参照してください。

UserCallOut_CreMacDaPreFixReq

送信用MAC生成に使用するプリフィックスを要求します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_CreMacDaPreFixReq ( StFrameCfg FrameCfg , StFrameInfo FrameInfo , LPBYTE Prefix , LPDWORD PrefixLen )

引数StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
LPBYTEPrefixoutプリフィックス出力先へのポインタ
LPDWORDPrefixLenoutプリフィックスのデータ長(バイト単位)出力先へのポインタ
機能送信用MAC生成に使用するプリフィックスを要求します。
呼出このAPIは、送信メッセージ生成中において、MAC生成前に送信スレッドから呼び出されます。

UserCallOut_CreMacDaPostFixReq

送信用MAC生成に使用するポストフィックスを要求します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_CreMacDaPostFixReq ( StFrameCfg FrameCfg , StFrameInfo FrameInfo , LPBYTE Postfix , LPDWORD PostfixLen )

引数StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
LPBYTEPostfixoutポストフィックス出力先へのポインタ
LPDWORDPostfixLenoutポストフィックスのデータ長(バイト単位)出力先へのポインタ
機能送信用MAC生成に使用するポストフィックスを要求します。
呼出このAPIは、送信メッセージ生成中において、MAC生成前に送信スレッドから呼び出されます。

UserCallOut_TruncatedFvReq

メッセージに乗せる切り出しFVを要求します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_TruncatedFvReq ( StFrameCfg FrameCfg , StFrameInfo FrameInfo , StPrePostData Prefix ,
StPrePostData Postfix , LPBYTE TruncatedFv , LPDWORD TruncatedFvLen )

引数StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
StPrePostDataPrefixinMAC生成に用いたプリフィックス
StPrePostDataPostfixinMAC生成に用いたポストフィックス
LPBYTETruncatedFvout切り出しFV出力先へのポインタ
LPDWORDTruncatedFvLenout切り出しFVのデータ長(バイト単位)出力先へのポインタ
機能メッセージに乗せる切り出しFVを要求します。
呼出このAPIは、MicroPeckerXに対する送信要求の直前に、送信スレッドから呼び出されます。

UserCallOut_MacDaPreFixReq

検証用MAC生成に使用するプリフィックスを要求します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_MacDaPreFixReq ( DWORD VeryAttemptCnt , StFrameCfg FrameCfg , StFrameInfo FrameInfo ,
LPBYTE Prefix , LPDWORD PrefixLen )

引数DWORDVeryAttemptCntin検証試行回数
StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
LPBYTEPrefixoutプリフィックス出力先へのポインタ
LPDWORDPrefixLenoutプリフィックスのデータ長(バイト単位)出力先へのポインタ
機能検証用MAC生成に使用するプリフィックスを要求します。
呼出このAPIは、MAC検証の前にモニタスレッドから呼び出されます。

UserCallOut_MacDaPostFixReq

検証用MAC生成に使用するポストフィックスを要求します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_MacDaPostFixReq ( DWORD VeryAttemptCnt ,
StFrameCfg FrameCfg , StFrameInfo FrameInfo , LPBYTE Postfix ,
LPDWORD PostfixLen )

引数DWORDVeryAttemptCntin検証試行回数
StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
LPBYTEPostfixoutポストフィックス出力先へのポインタ
LPDWORDPostfixLenoutポストフィックスのデータ長(バイト単位)出力先へのポインタ
機能検証用MAC生成に使用するポストフィックスを要求します。
呼出このAPIは、MAC検証の前にモニタスレッドから呼び出されます。

UserCallOut_AfterMacVerify

MAC検証結果を通知します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_AfterMacVerify ( StFrameCfg FrameCfg ,
StFrameInfo FrameInfo , StPrePostData Prefix ,
StPrePostData Postfix , DWORD VerifyResult )

引数StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
StPrePostDataPrefixinMAC生成に用いたプリフィックス
StPrePostDataPostfixinMAC生成に用いたポストフィックス
DWORDVerifyResultinMAC検証結果
機能MAC検証結果を通知します。
呼出このAPIは、MAC検証の後にモニタスレッドから呼び出されます。

UserCallOut_AfterTransMsg

MAC送信要求の完了を通知します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_AfterTransMsg ( StFrameCfg FrameCfg ,
StFrameInfo FrameInfo )

引数StFrameCfgFrameCfgin送信フレームコンフィグ設定情報
StFrameInfoFrameInfoin送信フレーム情報
機能MAC送信要求の完了を通知します。
呼出このAPIは、MicroPeckerXに対する送信要求の直後に呼び出されます。

UserCallOut_MonStop

モニタ停止を通知します。

項目内容
形式

DWORD UserCallOut_MonStop ( DWORD Ch , DWORD InnerCh ,
DWORD ThreadType , StMsgConfig PrefixCfg ,
StMsgConfig PostfixCfg )

引数DWORDChinチャンネル
DWORDInnerChin内部チャンネル
DWORDThreadTypein呼び出し元スレッド
StMsgConfigPrefixCfginプリフィックスのセキュリティ設定
StMsgConfigPostfixCfginポストフィックスのセキュリティ設定
機能モニタ停止を通知します。
呼出このAPIは、モニタ停止時にメッセージ認証を有効に設定した各チャンネルの送信スレッドと受信スレッドから、それぞれ呼び出されます。
補足ThreadTypeにセットする値については、「スレッド種別」を参照してください。