JASPAR仕様の設定値
セキュリティプロファイル:JASPAR仕様の各項目における設定許容範囲と、本プラグインでの設定可能範囲について説明します。
| 項目 | JASPAR仕様 | 本プラグイン設定許容範囲 | 設定可能範囲・補足事項 |
|---|---|---|---|
| MAC切り出し ビット長 | 0~128 | 1~128 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Truncated MAC Position」で設定できます。 認証子のないメッセージは、本プラグインでは非対応です。 |
| FV切り出し ビット長 | 0~16 | 0~32 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Truncated FV Position」で設定できます。 ビット長が0の場合は、FVを使用しないことを意味しますので、「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「FV Used」のチェックを外してください。 「FV Used」にチェックが入っている状態で、ビット長を0にすることはできません。 |
| メッセージID ビット長 | 16、32 | 16、32 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Message ID」の「Length」で設定できます。 標準IDを使用する場合は「16」、拡張IDを使用する場合は「32」を、それぞれ設定してください。 |
| トリップカウンター ビット長 | 0~24 | 1~32 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Message ID」の「Element Setting」ダイアログで設定できます(「TripCnt」が該当します)。 現バージョンでは、ビット長を0にすることはできません。 |
| リセットカウンター ビット長 | 0~24 | 1~32 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Message ID」の「Element Setting」ダイアログで設定できます(「ResetCnt」が該当します)。 現バージョンでは、ビット長を0にすることはできません。 |
| メッセージカウンター ビット長 | 0~16 | 1~32 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Message ID」の「Element Setting」ダイアログで設定できます(「MsgCnt」が該当します)。 現バージョンでは、ビット長を0にすることはできません。 |
| リセットフラグ ビット長 | 0~2 | 1、2 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Message ID」の「Element Setting」ダイアログで設定できます(「ResetFlag」が該当します)。 「1」を設定した場合は、リセットカウンターが「最新値」または「最新値 – 1」の場合のみ検証を行います(複数回試行した場合も同じです)。 |
| トリップカウンター 定期送信周期(ms) | 65535以下 | 10~65535 | 「Security Setting」の「ID Setting」タブにある「Target Frame Info」の「Cycle」で設定できます。 |
| リセットカウンター 定期送信周期(ms) | 65535以下 | 10~65535 | 「Security Setting」の「ID Setting」タブにある「Target Frame Info」の「Cycle」で設定できます。 |
| リセットカウンター 増加周期(ms) | 65535以下 | 設定不可(非対応) | メッセージごとのリセットカウンターの更新は、同期メッセージのみです。 |
| MAC検証 最大試行回数 | 0~3 | 1~255 | 「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「MAC Verify Attempts」で設定できます。 最大試行回数が0の場合は、検証を行わないことを意味しますので、「Security Setting」の「Ch Setting」タブにある「Use Message Authentification」のチェックを外してください。 |
| MAC検証開始の モニタ開始からのオフセット時間(ms) | 0~65535 | 設定不可(0固定) | MAC検証は、モニタ開始と同時に始まります。 |
| トリップカウンター 最大時における初期化の許容範囲 | 1~16 | 設定不可(非対応) | トリップカウンター最大時の同期は行いません。 |